たまにしか乗らない車の保険を見直してみたら年間保険料が1万円以上安くなった

私は車を数台所有しているのですが、普段乗る車は限られています。

ほとんど乗らないからと適当に自動車保険を更新していたのですが、更新を機に自動車保険を見直してみることにしました。

目次

年間走行距離は349キロなのに…

私は普段遣いの車は東京海上で自動車保険に加入していますが、使用頻度の低い車はネット通販型の自動車保険に加入しています。

中でもソニー損保を利用しており、先日更新のはがきが届いたのが見直しのきっかけです。

ソニー損保から届いた更新のハガキ

毎年このハガキを受け取って、なんとなく契約更新をしていたのですが、更新画面で1年間の走行距離を確認してびっくり!

走った距離は349キロ

なんと1年間の走行距離はたったの349kmだったのです。

ソニー損保の自動車保険は、走行距離に応じて保険料が割引になる制度を採用しています。

  • 3,000キロ以下
  • 5,000キロ以下
  • 7,000キロ以下
  • 9,000キロ以下
  • 無制限

ここで少し不満が…

「走った分だけ」というのがネット通販型の醍醐味なのですが、3,000キロ以下は細かく区分が分かれていません。

また「くりこし割引」という乗らなかった分を翌年に割り引くみたいなサービスはありますが、私の場合は年間630円しか割り引かれないのです。

なんなら保険料は年々値上げしているし、くりこし割引を使っても結局去年と保険料は変わらず。

こうした、日頃から感じていた普段だったら気にも留めないような不満がフツフツと湧き出て、「他社でも見積もりを取ってみよう」と思い立ったのです。

ネット通販型自動車保険は結構多い

思い立ったら即行動と思い、早速いくつかのネット通販型自動車保険で見積もりを取ろうと思ったのですが、最近は通販型自動車保険も増えていることに驚きました。

2024年4月時点で、これだけのダイレクト自動車保険がありました。

  • ソニー損保
  • アクサダイレクト
  • SBI損保
  • イーデザイン損保
  • 三井ダイレクト損保
  • チューリッヒ

筆者の条件で見積もった結果は下記の通りです。

スクロールできます
保険会社保険料最低走行距離
ソニー損保29,140円3,000km以下
アクサダイレクト17,100円1,000km未満
SBI損保22,580円3,000km以下
イーデザイン損保17,722円3,000km以下
三井ダイレクト損保21,200円3,000km以下
チューリッヒ22,750円3,000km以下
筆者の条件
  • 年間走行距離は500km程度
  • 年齢は30歳以上
  • 運転者本人限定
  • 使用目的は日常・レジャー
  • 事故件数は0
  • 事故有係数適用期間は0年
  • 等級は12
  • 対人対物は無制限
  • 人身傷害は5,000万円(車内のみ)
  • 特約なし
  • 車両保険なし

今回は使用頻度の少ない車ということで、社会的な責任を負える最低限の構成にしています。

他者に対する保証はしっかりと、自己に対する保証は最小にする保険料重視パターンです。

弁護士特約や個人賠償特約は、メインカーの自動車保険につけているので重複するのでつけていません。

そして車両保険もたったの25万円までしかつけられないとのことだったのでやめました。

継続より乗り換えの方が安い自動車保険

ソニー損保の保険料

ここで際立つのがソニー損保の保険料の高さ。ネット通販型の自動車保険あるあるですが、新規割引よりも継続割引の方が割引率が少なくなるのです。

新規契約は1万円以上も割引があるのですが、継続は割引率がぐっと低くなってしまうのです。

ソニー損保の継続割引

※画像出典:ソニー損保公式サイトより

3年目以降の割引額は4,000円となっており、新規契約時の1/3まで減っています。

等級が上がっていくのに保険料が変わらないのは、割引額がどんどん減っていくからなんですね。

その点、他社に乗り換えれば新規割引が使えるからお得になるという仕組み。これは定期的に保険会社を乗り換えたほうがお得になるってことですね。

くるまモン

携帯会社のMNPに似ているモン

今回はイーデザイン損保に加入

結局私はイーデザイン損保に乗り換えることにしました。保険料だけで見たらアクサダイレクトの17,100円が最安値だったのですが、年間走行距離が1,000km未満というのが少し引っかかりました。

年間349kmしか乗っていないので杞憂なのかもしれませんが、プラス622円で年間走行距離3,000km以下のイーデザイン損保が契約できるのであればその方が良いと感じました。

くるまモン

月に52円しか変わらないモン

それにイーデザイン損保はJAFに加入しているとロードサービスのグレードがアップするというのも決め手になりました。

スクロールできます
サービス内容保険付帯JAF加入会員向け
現場応急対応の部品代自己負担4,000円まで無料
現場応急対応の作業料金30分まで無料無料
牽引・搬送100kmまで無料120kmまで無料
バッテリー上がり対象対象
ガス欠保険期間中1回まで無料回数関係なく無料
ガス欠時の燃料代保険期間中1回まで無料保険期間中2回まで無料
キーとじ込み対象対象
パンク時スペアタイヤ交換対象外対象
パンク時応急修理対象外対象
タイヤチェーンの脱着対象外対象
スタック時の引き上げ一部対象対象
自然災害の対応一部対象対象
イーデザイン損保のロードサービス

乗らない車だからこそ、たまに乗ったら出先でトラブルが発生する可能性が高いですからね。

JAFは年会費4,000円で受けられるサービスも多く、私は長年加入しています。過去に何度もお世話になっているので、自動車保険と組み合わせて更にお得になるなら大きなメリットと感じました。

自動車保険は定期的に見直したい

正直、何もなければ今年もソニー損保で更新していた可能性が高いですが、ふとしたきっかけで自動車保険を見直してみることになりました。

その結果、ロードサービスも充実した自動車保険を、今までより1万円以上も安い価格で加入することができました。

もちろん自動車保険の真価は事故対応力にあると断言できます。しかしイーデザイン損保は東京海上グループなので、そのあたりの心配もなさそうです。

ついつい何も考えずに更新してしまいがちですが、年に一度の家計見直しチャンスと捉えて、更新のハガキがきたら自動車保険を見直してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

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