最近よく聞くCTN車一括査定ですが、上位3社から電話がかかってくるというコンセプトがMOTA車買取と被っています。
そのためどちらを利用すべきか迷う人も多く、埼玉県で車買取をしている弊社にもお客様からお問い合わせがチラホラとあります。
そこで筆者の愛車をCTN車一括査定とMOTA車買取で査定申し込みをしてみて、どちらが高いかガチンコ勝負をさせてみました!
本当に車を売ってみて感じた内容を包み隠さず公開しているので、ぜひ最後までお読みください。
ディーラーとCTN車一括査定の差額は212万円
この記事では筆者が実際にCTN車一括査定を使って愛車を売却した様子をご紹介しています。

売却した愛車の詳細
メーカー・車種 | レクサス「NX」 |
グレード | NX350 F SPORT AWD |
車体色 | パールホワイト |
年式 | 2022 |
走行距離 | 21,118km |
車検 | 2025年7月 |
事故歴・修復歴 | なし |
装備品 | 禁煙、パノラマルーフ、デジタルインナーミラー、三眼フルLED+AHS、寒冷地仕様、パノラミックビューモニター、パーキングサポートブレーキ |
今回は比較用にMOTA車買取でも査定を依頼し、合計4社で競わせました。
その様子は「3.実際に査定を受ける」で詳しくご紹介していますので、気になる方はジャンプしてお読みください。

記事中ではMOTAとあらゆる点を比較して紹介しているモン
結果としてはディーラーで下取りするより212万円も高く売却することに成功しました。


大満足な結果となりましたが、利用する中でCTN車一括査定に対する不満やデメリットがあったのも事実です。
この記事は、こうした”利用してみた生の評判”を忖度なしで正直レビューしています。
利用する前に読むことで、CTN車一括査定を使ってみようと思っている人はもちろん、MOTA車買取と迷っている人も疑問がスッキリする内容になっています。
CTN車一括査定の評判と実体験の感想
調査の詳細
調査方法:クラウドワークス
調査対象者:CTN車一括査定を実際に利用した人
調査人数:26名
調査日時:2025年7月3日〜7月17日
【良】電話ラッシュがない
- 性別:男性
- 年齢:42歳
- 職業:会社員
- 地域:東京都
- 売却車種:トヨタ「プリウス 2017年式」65,000km
- 売却金額:1,150,000円
- CTN車一括査定の満足度:★4
当サイトが実施したアンケートに回答してくれた男性は、電話の回数が5回以下で車の売却ができたそうです。



その他のアンケート結果は以下の画像の通りだモン


一般的に電話が多いと言われている車一括査定において、約半数が電話回数5〜10回で「適正」と答えているのは特徴的です。
CTN車一括査定は査定額が高い3社からしか電話が来ないシステムなので、不要な電話が減らせるというメリットがあります。



一方で、約27%の人が電話の数を多いと感じているモン
筆者が実際にCTN車一括査定を使ったときは、ネクステージから2分に1回電話がかかってきて非常に電話が多いと感じました。
これは上位3位にランクインする業者次第であり、しつこい業者がランクインすれば当然電話の回数は多くなります。
筆者がしつこい電話に遭遇した話は「デメリット1:電話がしつこい」で詳しくご紹介しています。
【良】車が高く売れた
- 性別:女性
- 年齢:32歳
- 職業:主婦
- 地域:神奈川県
- 売却車種:ホンダ「ステップワゴン 2015年式」110,000km
- 売却金額:700,000円
- CTN車一括査定の満足度:★5
- 性別:男性
- 年齢:38歳
- 職業:会社員
- 地域:愛知県
- 売却車種:トヨタ「アクア 2018年式」65,000km
- 売却金額:650,000円
- CTN車一括査定の満足度:★4
CTN車一括査定の最大の特徴といえるのが、車が高く売れるということ。
アンケート結果でも、約39%の人が「想像より高かった」と回答しています。


複数の業者に査定申し込みをすることで、各社が競い合って車が高く売れるというのが車一括査定の仕組みです。
特にCTN車一括査定は加盟業者を独自審査しているので、安心して車を売却できる業者とマッチングしやすいようです。
詳しくは「買取店を独自審査しているから質の高い業者が多い」でご紹介しています。
また一方で、「車が高く売れなかった」いう口コミも目立ちましたので、悪い口コミ「買取金額が安い」も合わせて確認しておくことをおすすめします。
【良】提携業者数が600以上あるので買取業者選びがカンタン
- 性別:男性
- 年齢:42歳
- 職業:会社員
- 地域:広島県
- 売却車種:トヨタ「ハリアー 2008年式」123,000km
- 売却金額:580,000円
- CTN車一括査定の満足度:★4
車一括査定で申し込むと、査定員が自宅まで来てくれる「出張査定」を無料で利用できます。
そのため電話で都合の良い日時を指定すれば査定員が来てくれるため、売却までがとてもカンタンです。
アンケート結果でも、約54%の人が買取業者選びが簡単だったと回答しました。


一方で約15%の人が難しいと回答しており、主に地方部での業者とのマッチングしづらさを理由に挙げていました。



これは提携業者数が関係しているモン
提携業者数600というのはライバルに比べて多いとは言い切れないので、地方などでは思ったような結果が得られない場合があります。
詳しくは「デメリット5:提携業者数が少ない」でご紹介しています。
【悪】電話がしつこい
- 性別:男性
- 年齢:22歳
- 職業:会社員
- 地域:兵庫県
- 売却車種:ダイハツ「ムーヴ 2020年式」35,000km
- 売却金額:420,000円
- CTN車一括査定の満足度:★4
- 性別:女性
- 年齢:39歳
- 職業:会社員
- 地域:大阪府
- 売却車種:日産「セレナ 2015年式」82,000km
- 売却金額:650,000円
- CTN車一括査定の満足度:★4
CTN車一括査定は、査定額が高い”上位3社”から電話がくると謳っており、”3回”ではないことに注意が必要です。
上位3社が10回ずつ電話をしてくれば、合計30回の電話がかかってくることもあるのです。
筆者もネクステージからしつこく電話がきて、仕事中だったので電源を切ったほどです。
MOTA車買取のように、「何時以降に電話をかける」というルールがないので、思いがけないタイミングで大量の電話がかかってくることもあるようです。
MOTAは00:00〜14:59までに申込みをすれば当日18時に、15:00〜23:59までに申込みをすれば翌日12時に電話が解禁されます。
【悪】地方だと買取業者が見つからない
- 性別:男性
- 年齢:42歳
- 職業:会社員
- 地域:東京都
- 売却車種:トヨタ「プリウス 2017年式」65,000km
- 売却金額:420,000円
- CTN車一括査定の満足度:★4
詳しくは「デメリット5:提携業者数が少ない」でご紹介していますが、CTN車一括査定の提携業者数は600社で、車一括査定としては多くはありません。
そのため地方部ではCTN車一括査定に加盟していない業者も多く、申し込んでも入札自体がないというケースもあるのです。



電話の数は「最大3社」なので、1社のケースもあるモン
【悪】買取金額が安い
- 性別:男性
- 年齢:27歳
- 職業:会社員
- 地域:京都府
- 売却車種:マツダ「フレアハイブリッドEX 2017年式」100,000km
- 売却金額:売却には至らず
- CTN車一括査定の満足度:★3
悪い評判で目立ったのが「買取金額が安い」というもの。
アンケート結果を見ると約39%の人が査定額に満足している一方で、約8%の人が「想像よりも安かった」と回答しています。


高い/安いは主観なのでこのアンケート結果を見て「CTN車一括査定は高く売れない」と断定するのはおすすめしません。
しかし自分の車の正しい相場は把握した上でCTN車一括査定に申し込んだ方が良いことは間違いないでしょう。



ネットで相場を調べる方法は以下の記事で紹介しているモン


【悪】本当に査定額が高い3社なのか怪しい
- 性別:男性
- 年齢:39歳
- 職業:会社員
- 地域:東京都
- 売却車種:スバル「インプレッサG4 2015年式」25,000km
- 売却金額:売却には至らず
- CTN車一括査定の満足度:★3
CTN車一括査定は申込後、各社のランキングが表示されないので本当に高額3社かどうか信ぴょう性に欠けます。



”上位3社”の根拠がないモン
MOTA車買取は各社の結果が開示された上でランキングが表示されるので、各社の査定額がわかった状態で連絡が来ます。
電話で概算の査定額が伝えられるわけではないので、査定を受ける当日までドキドキしながら結果を待つことになります。
筆者の体験談は「デメリット3:査定の交渉時に指標となる金額がない」で詳しくご紹介しています。
利用者によるCTN車一括査定の満足度は★3.92


アンケートで利用者全員にCTN車一括査定の満足度を質問したところ、平均で5段階評価で「平均3.92」という結果になりました。
最も多かった回答は「★4」の61.5%で、約60%の人が結果に満足していることがわかりました。
中には悪い口コミもありましたが、概ね満足している人が多いサービスであると言えるでしょう。
今回筆者が車を売却した際、最も高い査定額となったのはCTN車一括査定で依頼したユーポスでした。
買取業者 | 査定額 | サービス名 |
---|---|---|
1位:ユーポス | 5,910,000円 | CTN車一括査定 |
2位:ジーアフター | 5,897,000円 | MOTA車買取 |
3位:ネクステージ | 5,782,140円 | CTN車一括査定 |
4位:個人買取店 | 5,779,000円 | MOTA車買取 |
参考:オートバックスカーズの査定額 | 5,550,000円 | – |
参考:ディーラーの査定額 | 3,790,000円 | – |
ディーラーの査定額よりも212万円も高く売ることができ、筆者としてもとても満足度の高いサービスでした。
しかしその中で、実際に利用してわかったCTN車一括査定のデメリットもあるので次章で詳しくご紹介します。
【体験談】利用してわかったCTN車一括査定のデメリット
デメリット1:電話がしつこい
筆者がCTN車買取に申し込みをして、2日目に最初の電話がかかってきました。
ネクステージからの電話でしたが、MOTAのように「何時から連絡開始します」という決まりがないので平日の午前中に電話がかかってきました。
電話解禁のタイミングがお知らせされていないのはデメリットと感じました。
そのとき筆者は仕事中だったので電話に出られなかったのですが、ネクステージは2分おきに電話をかけてきました。



しばらく出られなさそうだったので電源を切ったモン
CTN車一括査定は上位3社にしか連絡先を公開しないので、基本的にはしつこい電話ラッシュはないとされています。
しかし選ばれる業者によっては、電話がしつこいと感じる場合があります。
また車一括査定の電話は査定日さえ決めてしまえばその後の電話は収まるはずなのですが、ネクステージは「少しでも査定の日程を早められないか」と毎日2、3回ほど電話をかけてきました。



これはどちらかというとネクステージのデメリットといえるモン
余談ですが、それだけしつこかったのに査定結果は4社中3位、交渉もいい反応を得られなかったのでなんとも言えない気持ちになりました。
各社の結果は「各社の提示金額」でご覧いただけます。
デメリット2:申し込み時点で概算金額がわからない
CTN車一括査定は申し込んだ際に概算の価格がわからないので、査定までに自分で相場を調べる必要があります。
ナビクルやMOTA車買取など他社のサービスは、申込完了画面に概算の相場が表示されるので便利です。



相場は自分で調べる必要があるモン
売る気がないのに他社の査定を受けるのは気が進まないので、下記の記事を参考に相場を調べてから査定に挑みましょう。


デメリット3:査定の交渉時に指標となる金額がない
具体的には、相手の出方がわからないのでこちらも探りを入れる必要があり交渉が長引くことがあるというデメリットです。
CTN車一括査定はMOTAのように、Web上で各社の査定額を確認することができません。
例えば以下の画像はMOTA車買取のキャプチャですが、各社の概算査定額をWeb上で確認することができます。


この価格を基に各社の査定を受けることになるので、思ったより低い場合は「画面にはこう書いてあるじゃないですか!」ということができます。
今回CTN車一括査定で申し込みをしたネクステージとユーポスは、概算査定額がわからないので交渉が難航しました。
MOTAで申し込んで査定に来てくれた業者には「最低でも画面上で提示した金額は上回ってくださいね」と言えたのでスムーズでした。



概算が出ないと何を根拠に「上位3社」なのかが不透明だモン
デメリット4:上位3社以外と交渉できない
CTN車一括査定は、申込みの内容を基に15社が査定を行い、上位3社だけが連絡を取れるという仕組みです。
そのため当然ですが上位3社以外からの連絡はないので、それ以外の業者と交渉することはできません。
電話がかかってきた結果、査定日の日程調整が折り合わない、担当の人が感じ悪い、ネットで評判の悪い会社だったなど、断る可能性もゼロではありません。



こうしたときに他社の選択肢がないのはキツいモン
事実、筆者も3社中連絡が取れたのはネクステージとユーポスだったので、結果的に2社になってしまいました。
そのためMOTA車買取でも申込みをして、合計4社で査定を受けることにしました。
デメリット5:提携業者数が少ない
CTN車一括査定は提携業者数が少ないため、特徴である”最大15社の査定”が受けられない可能性があります。
公式サイトでは提携業者数600社以上で、ライバルサイトよりも提携数が多いと謳っています。
しかし実際にカーセンサーやMOTA車買取と比べるとその差は歴然です。
CTN車一括査定 | カーセンサー | MOTA車買取 | |
---|---|---|---|
提携業者数 | 600社以上 | 約1,000社 | 1,575社 ※2025年7月時点 |
最大査定数 | 最大15社 | 最大30社 | 最大20社 |
最大査定数が15社でも、申し込んだ地域に15社の業者がいなければそれだけの査定は発生しません。
事実、筆者の車もどうしても欲しい業者が遠方から来ており、人気車種でなければそこまでしなかったと言っていました。
地方では更に状況が悪化することもあり、詳しくは「地方だと買取業者が見つからない」でご紹介しています。
CTN車一括査定を利用する際の注意点
1.二重査定を禁止していないから減額のリスクがある
CTN車一括査定の利用規約を見ても、減額や二重査定を禁止する条文は含まれていません。
実際に査定を受けた際に提示される金額から減額されるケースは珍しくなく、MOTAはこうした行為を規約で禁止しています。
しかしCTN車一括査定にこのような規約は確認できなかったので、買取業者選びをいつも以上に慎重に行う必要があります。
筆者は契約時に買取業者との間で、一切減額しないと約束してもらいました。


こうした自衛策が必要なので、利用の際には注意しましょう。
万が一減額や二重査定があった場合には、消費生活センターに相談することをおすすめします。
2.自動車税が未納だと買い取りしてもらえない
これはどの車一括査定にも言えることですが、最新の自動車税が納付されていない場合は買い取りしてもらえません。
車の買取代金は、ほとんどのケースで自動車税の還付分が含まれます。



もし未納のまま売却すると、還付分と二重取りになってしまうモン
また自動車税を納めていない車は名義変更手続きなどができず、買い取った業者が再販できなくなります。
こうしたケースを防ぐために、契約時に「自動車税納税証明書」の提出が求められる場合があります。
PayPayなどで納付している人は、納付画面のスクリーンショット画面を用意しておくと良いでしょう。
3.廃車、事故車、不動車の売却は通常と流れが異なる
CTN車一括査定は廃車や事故車、不動車でも買い取りしてくれますが、通常と流れが異なる点に注意が必要です。


申込みを進める中で「自走は可能ですか?」という質問があり、「走行不可」を選択すると状態の確認に進みます。
廃車や事故車、不動車は専門の買取業者があり、そちらへ誘導されるために通常と流れが異なるのです。
売却ができないわけではないですが、自走可能な車よりも入札数や業者からの連絡が減ることは注意しておきましょう。
その他の注意点として、”ローン残債があると買い取ってもらえない”と紹介しているサイトもありますが、これはウソです。
実際にCTN車一括査定経由で査定に来てくれた業者に確認をしたところ、ローンの残債があっても買い取りをしていると回答がありました。
ローンや残クレ途中の車でも買い取りしてもらいたい場合、下記の記事を参考にしてください。


CTN車一括査定の利用の流れ
1.専用サイトから申し込む
CTN車一括査定は専用のサイトから申し込みをする必要があります。
申し込み方法は「CTN車一括査定の申込み方法を画像で紹介」で詳しくご紹介しています。
2.後日電話がかかってくる
CTN車一括査定は申し込んだ情報を基に、最大15社が査定価格を回答します。
その結果、査定額が高かった上位3社にだけあなたの連絡先が公開され、その3社から電話がかかってくるシステムです。


公式サイトでは最短翌営業日に対応となっていますが、筆者が申し込んだ際には2日後に電話がかかってきました。



MOTA車買取みたいに結果がわかる時間が決まっているわけではないモン
そのため仕事中に大量の電話がかかってくるというトラブルに見舞われたので、詳しくは「デメリット1:電話がしつこい」でご紹介しています。
今回はネクステージとユーポスから電話がかかってきて、そこで査定日の調整を行いました。
3.実際に査定を受ける
指定した査定日になったら、CTN車一括査定で申し込んだネクステージとユーポスが来てくれました。
この日はMOTA車買取経由で査定を申し込んだ業者も2社来ており、合計4社による一斉査定の形を取りました。


各社の査定が終わったら名刺の裏に金額を書いてもらうことにしましたが、CTN車一括査定で申し込んだネクステージとユーポスは、なかなか金額が出ませんでした。
これはCTN車一括査定のシステムに問題があり、査定依頼後に概算の査定価格が表示される機能がないのです。
このことが原因で金額調整に手間取り、相手もなかなか金額を言わずに腹の探り合いをする時間が発生しました。
筆者は大きなデメリットと感じたので「査定の交渉時に指標となる金額がない」で詳しくご紹介します。
4.契約する


合計4社で名刺の裏に金額を書いてもらったところ、CTN車一括査定経由で申し込んだユーポスが一番高値だったので筆者はユーポスと契約することにしました。



ちなみに各社の提示額は以下の通りだモン
各社の提示金額
買取業者 | 査定額 | サービス名 |
---|---|---|
1位:ユーポス | 5,910,000円 | CTN車一括査定 |
2位:ジーアフター | 5,897,000円 | MOTA車買取 |
3位:ネクステージ | 5,782,140円 | CTN車一括査定 |
4位:個人買取店 | 5,779,000円 | MOTA車買取 |
参考:オートバックスカーズの査定額 | 5,550,000円 | – |
参考:ディーラーの査定額 | 3,790,000円 | – |
ディーラーの査定額は論外ですが、オートバックスカーズでも555万円が限界と言われていたので、ユーポスの591万円は非常に満足な金額でした。
逆にあれだけ電話がしつこかったネクステージがユーポスよりも12万円以上も安く、査定中も他社を出し抜いて契約しようとしつこかったのが悪印象でした。
5.車を引き渡す
契約から2日後、ユーポスが自社の積載車で車を引き取りに来ました。


自宅で車一括査定をする場合、どうやって車を引き渡すのかも買取業者を選定する1つのポイントとなります。



ユーポスは自宅まで無料で引取にきてくれたモン
査定価格が高くても、店舗まで車を持っていかないといけない、または引取に別途お金がかかるなどのケースもあるので注意しましょう。
6.入金を確認する
車の引き取りから6日後、無事にユーポスから買取代金が全額振り込まれました。


6日と聞くと長く感じるかもしれませんが、土日を挟んだ関係で実際は4営業日で振り込まれています。



参考までに振込日数別の評価表だモン
振込までの期間 | 対応 | 備考 |
---|---|---|
1〜3営業日 | ★★★★★ | 優良買取店 |
4〜5営業日 | ★★★★☆ | 比較的経営が安定している |
6〜7営業日 | ★★★☆☆ | 一般的な買取店 |
7〜10営業日 | ★★☆☆☆ | 少し遅い |
10営業日以上 | ☆☆☆☆☆ | 経営状況に不安が残る |
振込までの日数が7営業日を超える場合、買取業者自体は現金を持っておらず、買い取った車を即転売して現金を得ている可能性があります。
悪いことではありませんが、資金繰りに余裕のある会社ではないので契約の際は注意しましょう。
詳しくは、注意点の「二重査定を禁止していないから減額のリスクがある」でご紹介しています。
ユーポスに関しては入金までのスピードも早く、減額等も一切なかったのでスムーズに売却完了しました。
CTN車一括査定とは


CTN車一括査定は名前の通り、一度の申込みで複数社に査定の依頼ができる”車一括査定”と呼ばれるサービスです。
カーセンサーなどに代表される車一括査定と違う点は、申込み時点で車両の詳細情報を渡すことで事前査定をしてもらい、結果が高い上位3社からしか電話がかかって来ないということ。
色々な業者からひっきりなしに電話がかかってくると、あっという間に着信数百件などということが起きますが、CTN車一括査定ならその心配がないのです。
同じようなサービスに「MOTA車買取」がありますが、CTN車一括査定が異なる点は以下の3つです。
1.買取店を独自審査しているから質の高い業者が多い
デメリットの項で「提携業者数が少ない」とご紹介しましたが、これはCTN車一括査定が買取店を独自審査していることも影響しています。
どんな業者でも参加できるようにしてしまうと、契約後に減額したり車両を持ち逃げしたり、トラブルの発生件数が増えてしまいます。
CTN車一括査定を運営するのは、自動車販売店支援事業を15年以上やってきた会社なのでノウハウがあります。
そこでCTN車一括査定が買取店を審査して、安心できる業者だけを参加できるようにしているのです。
2.優良店表彰制度がありユーザー満足度を高めている
CTN車一括査定では独自の優良店表彰制度「CTN Award」があり、ユーザーの口コミを基に評価の高い業者を表彰しています。
表彰された買取店はそのことを大々的に宣伝できるので、ユーザーからの買取成約がしやすくなります。
またサービスを利用する私達も、表彰される買取店なら安心して契約ができます。
3.廃車、事故車、故障車、不動車、何でも買取してくれる
一般的な車一括査定では自走する車しか買い取れないなどのルールがありますが、CTN車一括査定は買い取れない車がありません。



廃車はもちろん、事故車、故障車、不動車なんでもOKだモン
CTN車一括査定で査定を依頼すると、査定員が自宅に来てくれる「出張査定」を利用することになります。
もちろん費用は無料で、車を動かすことができなくても査定を受けられます。
事故車などは高く売れないイメージがありますが、CTN車一括査定は事前に最大15社が入札を行うので、高く買い取ってくれる業者だけが査定に来てくれるのも嬉しいポイントです。
CTN車一括査定の申込み方法を画像で紹介
1.専用サイトにアクセスして車種を選択する


まずはCTN車一括査定の専用サイトにアクセスし、売りたい車種を選んで「次へ」をタップします。
2.メーカー、車種、年式、グレードを選択する


画面が切り替わったら、タップでメーカー名と車種名を選択します。


続けて年式、グレード名を選択する画面に遷移しますので、該当するものを選びましょう。
年式やグレードがわからない場合は大体で構いませんが、できればどちらも正確な情報を入力した方が査定がスムーズに行えます。
3.ボディカラー、走行距離などを答える
その後画面がチャットに切り替わるので、聞かれた質問に答えていきます。


申し込み方法によっては引き続き選択式で進行する場合もあるので、その時はタップで設問に答えていきましょう。



どちらもやることは同じだモン
- ボディカラー
- 走行距離
- 事故歴、修復歴
- 走行不可、走行可
- 次回の車検
- ローン残債
- 売却時期
- 査定候補日
- 名前 ※必須
- 郵便番号 ※必須
- 住所 ※必須
- メールアドレス ※必須
- 電話番号 ※必須
4.申込み完了
チャットまたは選択で、必要事項を全て回答したら申込完了です。


申し込みから後の流れは、「後日電話がかかってくる」で詳しく解説しています。
MOTA車買取のように車の写真などを添付する必要はないので、申込み自体は3分もあれば完了します。
まとめ
- 実際にCTN車一括査定を使ったらディーラーの査定より212万円高くなった
- 合計4社で競わせた結果、CTN車一括査定経由で来た業者が一番高かった
- 電話ラッシュが少ないと書かれているが、実際はしつこい業者が何度もかけてきた
- 各社の概算査定額がわからないまま査定を受けるので面倒な駆け引きがあった
- 便利なサービスだと思ったが、まだまだ荒削りな部分もあり、他のサービスとの併用がおすすめ
CTN車一括査定は2023年4月に登場した車一括査定で、後発組にあたります。
査定額が高い上位3社からしか電話がかかってこないなど、最近のトレンドをしっかり取り入れたサービス内容が特徴ですが、提携業者数が少ないなどのデメリットがあります。
また同じようなサービスに「MOTA車買取」がありますが、あちらはマイページで各社の概算査定額が見られますが、CTN車一括査定はそういう機能がありません。
そのため査定当日は買取業者と駆け引きが発生する可能性があり、その点がデメリットと感じました。
本記事では実際にCTN車一括査定を利用した人にアンケートを実施し、筆者の実体験も交えて正直レビューをしています。
利用を検討している人は、まずは本記事を読んで予習することをおすすめします。
よくある質問
CTN車一括査定の評判は?
いい口コミは「電話ラッシュが少ない」「車が高く売れた」「買取業者選びがカンタン」悪い口コミは「電話がしつこいい」「地方だと買取業者が見つからない」「買取金額が安い」「本当に査定額が高い3社なのか怪しい」です。当サイトが利用者アンケートを取った結果は★3.92でした。詳しくは「利用者によるCTN車一括査定の満足度は★3.92」をご覧ください。
CTN車一括査定のデメリットは?
CTN車一括査定のデメリットは「電話がしつこい」「申し込み時点で概算金額がわからない」「査定の交渉時に指標となる金額がない」「上位3社以外と交渉できない」「提携業者数が少ない」の5つです。
CTN車一括査定とMOTAはどっちがいい?
今回筆者が車を売った結果は、MOTAで呼んだ買取業者よりもCTN車一括査定で呼んだ買取業者の方が高く買い取ってくれました。実際にMOTAとCTN車一括査定で業者を呼んで比較した結果は「3.実際に査定を受ける」をご覧ください。
CTN車一括査定の流れは?
CTN車一括査定利用の流れは「専用サイトから申し込む」「後日電話がかかってくる」「実際に査定を受ける」「契約する」「車を引き渡す」「入金を確認する」の6ステップです。実際に筆者が愛車を売却した流れは「CTN車一括査定の利用の流れ」でご紹介しています。
CTN車一括査定の電話はどれくらい?
当サイトが実施した利用者アンケート結果では、約46%の人が「5〜10回」と回答しました。続いて「10〜30回」と答えた人が約27%、「5回以下」と答えた人が約27%でした。利用者アンケートの結果は「【良】車が高く売れた」でご紹介しています。筆者がCTN車一括査定を利用したときはネクステージから2分おきに電話がかかってきてしつこいと感じました。その時の様子は「デメリット1:電話がしつこい」でご紹介しています。